緑黄日記

水野らばの日記

給料を貰えるの助かる

 

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先日、会社の同期たちとご飯に行った。

 

そこで知ったのだが、僕は先輩らの間で『アホの子』と呼ばれているらしい。心外である。僕のような才学非凡、博学卓識、風光明媚な若者を捕まえて『アホの子』とは何事であろうか。この会社に新卒として入り、早いもので2ヶ月にもなる。社会人としては生後2ヵ月だ。パンダだったら展示されている。新人研修はもう既に終わり、今現在は、仕事仕事の毎日だ。こんなに働いてしまったら日本から仕事がなくなるのではないか。労働基準監督署は何をやっているのかと思うほどである。真面目に仕事に取組み、誠意をもって、会社に奉仕している。これで『アホの子』呼ばわりされてはたまったものではない。

 

胸に手を当て、この2ヶ月の会社での振る舞いを鑑みる。

 

 

書類をシュレッダーにかけるのが楽しい。シュレッダーに餌をあげている感覚である。ふれあい型の動物園のえさやり体験で、カピバラとウサギの間のスペースにシュレッダーがいてもおかしくはないであろう。書類をシュレッダーにかけながら、「ほらほらご飯だよ~」と言って楽しんでいる。時には先輩が書類をシュレッダーにかけている時に、「先輩、その仕事僕にもやらせてください!」と言って仕事を奪っている。そして勢い余って必要な種類を細切れにした。

 

上司にため口で喋ると先輩にウケる。僕は先輩にウケたいのだ。上司に「ねえねえ、なんか今日、僕にお寿司食べさせたくない?」「あそこの居酒屋の釜めしってなんの具が入ってたっけ?今日確認しにいかない?」などと言ってご飯をご馳走させている。僕としても、新入社員としてこれは不適当ではと思うが、先輩が上司の後ろで爆笑しているから仕方がない。

 

「そういえば、出前ってとった事ないな」と思って、会社のフロアにそばの出前を取った。長年勤めているおばさん曰く、会社創立以来の快挙らしい。

 

会議中に「ほら、例えば『カードキャプターさくら』でも、桜が戦っている時に知世ちゃんがカメラを回すじゃないですか」から始まる話をして、会議を混沌に持ち込んだ。

 

あとは、普通に勤務中に居眠りしたりする。これは眠いので仕方がない。

 

 

胸に手を当て自身の会社での言動を振り返った結果、これは『アホの子』と言われても止む無しという結論が出てしまった。不服ではあるが、仕方がない。逆に何故クビになっていないか不思議なくらいである。僕が上司であったら、採用担当を呼び出している。もう既に絞り上げられているかもしれない。加えてであるが、このように、会社にいるのか、おともだちサークルにいるのか、わからないような振る舞いを上司、先輩に咎められた経験がほとんどない。呆れられているのか、はたまた僕が可愛いから許されているのか。恐らく、後者であろう。アホの子ほど可愛いのだ。助かる。本当に助かる。読者諸君、これがメンタリズムである。

 

これでちゃんと給料貰えてるのウケるな。