緑黄日記

水野らばの日記

生活と思考

ただ短歌を詠むだけの人になりたい

『牧水の恋』という本を読んでいる。 歌人、俵万智さんの著書である。恋の苦悩を多く描いた戦前の歌人、若山牧水の痛切な恋の顛末、彼の心の動きを、彼の残した短歌から探っていく評伝だ。記録に残る牧水の行動や彼が友人らに送った手紙と照らし合わせ、牧水…

野良猫と遊ぼう

近所に野良猫たちがいる。 約1ヶ月前にここ、京都の外れにある2階建てのアパートに引っ越してきた。住宅街にある外観が少し古臭い安アパートである。転職を機に、『舞妓さんの格好をしているのは大体観光客』でお馴染みの京都に引っ越してきたのだ。京都生…

大人だから一度くらいタバコを吸ってみたくなって

コンビニでタバコを買った。 僕は当ブログ『緑黄日記』とは別に『毎日!緑黄日記』という日記を毎日書いて公開をしている。日々の行動の記録や所感、妄想を日記という形で書いているのだ。今更であるが、なんなんだ、このネーミングは。感嘆符が絶妙にダサい…

ワニとお知らせ

ワニのこと覚えていますか?上の写真は昔、ペーパークラフトで作ったワニです。 ワニ、あの死んだワニである。彼が死んだのは先月の20日であった。はっきりと覚えている。あのTwitter発の一大コンテンツが世の中(インターネットを主として生きている人間は…

学校の先生になりました

学校の先生になった。先生は大変である。これから生徒に会って、保護者に会って、授業をしてと、これまた大変な日々が始まるであろう。頑張らないためにそこそこ頑張ろうと思う。 学校の先生になったからにはやりたいことがある。 「物語中の学校あるあるを…

バズったツイートと学校の先生

バズる 短期間で爆発的に話題が広がり、多くの人の耳目や注目を集め、巷を席巻すること。主にインターネット上におけるソーシャルメディア等を通じた拡散などについて用いられる。 バズった。 Twitterで『算数が出来ませんぴえん』という旨のツイートをした…

思い出せない幸せになりたい

先日、Twitterで仲良くさせていただいている方にある短歌の歌集を勧められた。 俵万智さんの歌集『かぜのてのひら』である。僕の「俵万智さんなんかいいよね〜ぐへへ」という阿保丸出しツイートに対してリプライをくれたのである。嬉しいかぎりだ。 僕は俵万…

夏目漱石を恨む

コンビニを出る。3月となったのにまだまだ寒い。 見上げると、東の空に月が輝いていた。コンクリートジャングル大阪がその光量の多さを遺憾無く発揮しているが、それにも負けず月は綺麗である。調べると、もうすぐ満月であるらしい。月が綺麗だと遠回りして…

明日にでも女の子になれる

「こんにちは。ごめんください。あなたは今から妙齢の女の子になってもらいます。大変でしょうけど頑張ってね」 突然、上位存在的存在が目の前に現れ、あなたにこう告げる。そしてあなたに抗弁を許さぬままホワワワンと去っていく。日頃、何の危機感もなく、…

aikoになった日

先日、aikoがストリーミング配信、並びにYouTubeでのミュージックビデオの配信をスタートさせた。これで僕の昔から使っているiPodはRADWIMPSとHamp Backを聴くためだけの機械となってしまった。最近もYUKIがこの地を去ったばかりである。こうして誰もいなく…

チャットモンチーと女子高生

大阪は梅田、ビックマン前である。大阪民にはお馴染みの待ち合わせスポットだ。東京でいうハチ公前というとイメージできるであろうか。僕は待ち合わせに完全に遅刻して来る知人を待っていた。久しぶりに梅田に来たがやはり人が多い。こんなに人類が増えてし…

お終いの人の趣味

日曜日のお昼、パソコンを開く。 賃貸物件情報サイトを開いてお部屋探しをする。現在お付き合いしている彼女と同棲することにしたのだ。僕らは大学時代に軽音サークルで出会った。順調に愛を育み、今年で付き合って4年目である。付き合いも長くなるのでそろ…

結婚式に出席してきた

読者諸賢、『結婚式』をご存知だろうか。そう、あの、「どう考えても『神父』と『新婦』の同音異義語を放置してきたのおかしいだろ!!!」でお馴染みの『結婚式』である。先日、大学時代の先輩の結婚式(調べたら『結婚式』の定義が色々と出てきたので、こ…

小学生にめちゃくちゃな嘘を仕込みたい

小学生に勉強を教えている。上司のご子息に勉強を教えているのだ。 上司の小学生の息子が学校の勉強に全くついていけなくなったらしい。彼は勉強嫌いではないのだが、学校の先生が何を言っているのか理解ができていないようだ。上司はそんな息子を見兼ねて、…

北海道旅行記 〜大人ってすごい編〜

北海道旅行記の後編である。前編はこちらから www.ryokuonikki.com 今更ではあるが、読者諸君は北海道をご存知であろうか。北海道は日本の高緯度帯に位置する島で、形がチーズ蒸しパンの模様に似ている。また、方位を表す『東西南北』の『北』の文字は『北海…

北海道旅行記 〜茹でガエル理論編〜

12月の初旬から1週間ほど旅に出ていた。僕もギリギリではあるが会社員をやっている身だ。有給休暇を取得し、北海道にグランドエスケープした。お陰様で有給休暇は残りあと2日である。これは部署内で一番多く休んでいるらしい。上司が「新入社員にこれほどま…

沈黙が怖すぎる

先日、クライアントと商談という名のお話し会をした。僕は仕事をお遊戯だと思っている節があるので、商談をお話し会と呼んでいる。お話し会は無事終わり、帰る準備をしていると、こちらの上司と先方のおじさんが「ちょっと待っといて」とどこかへ消えてしま…

故郷がブラジリアンタウンになる

皆さんは久しぶりに実家に帰ると地域の自治会長がブラジル人になっていたことはあるか?僕はある。 実家に帰った。久しぶりに帰るとサッカー部高校生の量の夕食が出てくるでおなじみの実家である。諸用があり、社会人にとって貴重な3連休を使って、普段一人…

お風呂めんどくさい

夜11時、会社から帰宅する。このところ、帰宅しテレビをつけるとアナウンサーやキャスターがニュースを報じているのが目に入ってくる。そして、もうこんな時間かと思う。僕のTwitterや当ブログを珍獣を見る心地で檻の外からご覧になっている方々はご存知だろ…

ギャグの隙間に本音を潜らせる

星野源のサブスク解禁である。もうSpotifyの無い生活には戻れないかもしれない。どんどんのSpotifyの奴隷に近いている。 僕は星野源が好きである。正確に言うと彼の音楽が好きだ。星野源が好きでない方も一度、彼の性格や言動や声や演技、ドラマで新垣結衣さ…

ひとりで遊園地に行ってきた

奈良県は生駒市、大阪と奈良を隔てる生駒山の上に『生駒山上遊園地』というレジャー施設がある。開園して80年にもなるファミリー層向けの遊園地だ。タイトルにもあるようにそこにひとりで行ってきた。人生は早いうちに孤独と仲良くしておいた方がいいのだ。…

メンズ服売り場に可愛い女の子店員さんを配置するのずるい

怒っている。タイトルの茶髪ポニーテール店員さんにであるか、確かにそれもある。しかし、その怒髪天をも衝く怒りの矛先は愚かなる自分である。うかうかと甘い香りに騙されて食虫植物の餌食となるが如く店員さんの笑顔にまやかされ半袖のワイシャツを買った…

画面の向こうの人間の歳の取り方は不思議

先日、お昼の情報番組を見ていた。お昼の情報番組は脳を空っぽにするのにちょうどいいのだ。お昼の情報番組は脳を空っぽにするために作られている。脳から情報を排するのに有効なのが『情報』番組とは皮肉なものだ。 ボケーっと口を開け、開けた口から脳をだ…

散歩は楽しい

『命短し歩けよ乙女』 森見登美彦さん作のキュートでポップな恋愛ファンタジー小説である。映画化もされたため知っている方は多いだろう。僕はこの作品が大好きなのである。タイトルの『命短し歩けよ乙女』から秀逸である。なんと心地の良いオマージュであろ…

会話をずっと間違えている

先日、飲みの席で上司にこんなことを言われた。 「水野くんはずっと日常会話を間違えている。日常会話は『オモシロ』や『価値観』をぶつけ合う競技じゃない」 僕の感想を言わせてもらうと『違うのかよ!』である。会話は面白いエピソードや価値観をぶつけあ…

会社の敷地内の植え込みに苗を植えた

木々の新緑が太陽に照らされ、きらきらと輝く6月初旬、苗を拾った。 僕がいつものように阿保面で住宅街を歩いていると、ポットに入った苗を見つけた。黒いポットに入ったフウセンカヅラとアサガオの苗が『さしあげます!!どうぞご自由に』という張り紙と共…

持ち掛けられた相談を解決したい

相談されたい。相談を持ち掛けられたい。相談、それはこの人ならば己の内にある悩みを解決してくれるに違いないと信頼した人物に悩みをぶつけることである。相談されること、それは人望の証でもある。そんな人間に私もなりたい。雨ニモマケズ、風ニモマケズ…

間を繋ぐ術

先日、取引先との打ち合わせがあり、それに同席した。弊社の人間は僕と先輩、そして上司の3人だ。対して先方は、何やらカタカナの肩書を背負ったおじさんと、漢字の肩書を背負ったおじさんと、先の春に社会人としての歩を進めだしたばかりという青年である。…

ラブレターを書きたい

僕はよくメモを取る。メモ魔というほどでもないが、日常の心に留めておきたい事柄を思考の断片としてスマホのメモ欄に殴り書いている。先日、メモ欄を見返していると、こんな文言を見つけた。 〇ラブレターを書きたい はてな、と僕は思った。全く身に覚えが…

犬かキャットかで死ぬまで喧嘩したい

良い人生である。 新入社員として先の春から入った会社は8時間くらい遊んでいるだけでお金がも貰える。金額は一般的な新卒1年目のそれだが、貯金をする気が全くなく、大金を浪費する趣味もない僕にとっては十分だ。余裕で楽しく生きていける。休日は専ら、本…