緑黄日記

水野らばの日記

学生気分が抜けていないので残業をしている

先の春に新卒で入った小さな会社を辞め、学校の先生となった。現在、働いて4ヶ月目になる。 会社員から学校の先生へ転身をしたわけだが、これは学校の先生になるのが夢だったとか、子供が好きだとか、教育界、ひいては日本を変えたいとか、そういった崇高な…

鴨川納涼床へのお誘い

鴨川納涼床をご存知だろうか。 京都府京都市には、まるで定規で線を引いたかのように南北にまっすぐ流れる河川、鴨川がある。鴨川に沿って軒を連ねる料理店や茶屋が、鴨川西岸を流れる小さな人工水路である禊川(みそそぎがわ)の上に座敷を建築し、料理やお…

うっかり海に行きたい

教室には気怠い空気が漂っている。 天井に設置されている年季の入ったエアコンはハネをパタパタと上下に振り、ギーギーと小さく鳴いている。一生懸命に冷気を届けようとしているが、この暑さの中では心許ない。シャーペンを持つ手にはうっすらと汗が滲み、ノ…

ただ短歌を詠むだけの人になりたい

『牧水の恋』という本を読んでいる。 歌人、俵万智さんの著書である。恋の苦悩を多く描いた戦前の歌人、若山牧水の痛切な恋の顛末、彼の心の動きを、彼の残した短歌から探っていく評伝だ。記録に残る牧水の行動や彼が友人らに送った手紙と照らし合わせ、牧水…

あたしを彼女にしたいなら優しいだけじゃダメ

彼女欲しい ここでいう、「彼女」とは女性を指す3人称のことではなく、恋人の女性のことである。僕は「自分のエゴを押し付けないことが美徳だ」などと、中学生並の恋愛感を持っているのだが、本来、某ミスチルが歌っているように、恋なんてエゴとエゴのシー…

25を過ぎたら死ぬしかない

もうすぐ誕生日を迎える。 25歳になるのだ。もうこの世に生を受けてから四半世紀にもなる。小さきお子様時代は誕生日といえば世界の主人公になったような気がしていた。しかし、この年になると、誕生日はもはや嬉しいものではない。1年間という期間を確認す…

野良猫と遊ぼう

近所に野良猫たちがいる。 約1ヶ月前にここ、京都の外れにある2階建てのアパートに引っ越してきた。住宅街にある外観が少し古臭い安アパートである。転職を機に、『舞妓さんの格好をしているのは大体観光客』でお馴染みの京都に引っ越してきたのだ。京都生…